紀伊田辺駅から熊野本宮大社までの踏破ブログ

熊野古道『中辺路』を歩く

【桜と梅の花が見える!】万呂王子から『三栖王子』まで歩く

万呂王子から『三栖王子』へ歩いていきましょう。
徒歩20分で到着です。


【作成日: 2021/12/4】

『三栖王子』の情報

『三栖王子(みすおうじ)』とは

三栖王子(みすおうじ)』とは、

・熊野九十九王子の一つ
もともとの三栖王子の場所であり、現在は跡地として石碑が建てられている。
・現在の三栖王子は珠簾神社(みすじんじゃ)に移転されている
・三栖王子は、別名 影見王子と呼ばれている。

*ここで三栖王子と呼んでいるのは三栖王子の跡の事をさしていますので、ご注意ください。

【参考・参照: 三栖王子の看板、田辺観光協会のホームページ】

珠簾神社への行き方はこちらで解説しています↓
https://kumanokodoroad.com/%e3%80%90%e4%b8%89%e6%a0%96%e7%8e%8b%e5%ad%90%e3%81%8c%e7%a5%80%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%80%91%e4%b8%89%e6%a0%96%e7%8e%8b%e5%ad%90%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%8e%e7%8f%a0/

アクセス、住所、最寄りの駐車場

アクセスと最寄りの駐車場
三栖王子の周辺には駐車場はありません。


©OpenStreetMap contributors

住所
三栖王子
住所:和歌山県 田辺市 下三栖

スマホ通信情報
道中に山道を通りますが、4G回線が使用できます。

万呂王子から『三栖王子』まで歩く

【万呂王子から三栖王子までのルート図】

万呂王子から『三栖王子』までのルートはこちらです。

©OpenStreetMap contributors クリックすると拡大できます。

A:Vショップ 下三栖店
B:五郎庵
 
途中にこのような看板があります。看板の場所は茶色の丸で示しています。

【スタート地点】『万呂王子』

スタート地点は『万呂王子』です。上富田南部線に沿って真っすぐに進んで行きます。

万呂王子についての詳細はこちらに記載しています↓
https://kumanokodoroad.com/%e3%80%90%e8%b7%a1%e5%9c%b0%e3%81%ae%e9%9d%a2%e5%bd%b1%e3%81%af%e3%81%bb%e3%81%a8%e3%82%93%e3%81%a9%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%91%e9%a0%88%e4%bd%90%e7%a5%9e%e7%a4%be%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%8e%e4%b8%87/

三栖廃寺塔跡への看板(その1, 2)

進んで行くと交差点に出ます。

すぐ左を見ると茂みの中に『三栖廃寺塔跡への看板(その1)』が隠れています・・・

向かいのガードレールには『三栖廃寺塔跡への看板(その2)』が見えています。

交差点をに進んで行きます。

三栖廃寺塔跡への看板(その3)

しばらく歩いていると、『三栖王子への看板(その3)』が見えてきます。ここでまで徒歩で7分です。
看板に従って左に進むと、『三栖廃寺塔跡』へ到着します。

ここでは、『三栖王子』へ行きたいので、看板を無視して直進していきます。

ゲートと三栖王子への看板(その1)

直進していくと遠くに信号が見え、『ゲート』が見えてきます。

前々からこのゲートは何だろう??と思っていましたが、大雨や川が氾濫した時に閉めて浸水を守るためにあるようです。

このゲートを抜けたすぐ左に『三栖王子への看板(その1)』が見えます。

ゲートの先の交差点直進していきます。
交差点を左に進むと潮見峠へ進みます。あとから気づきましたが、潮見峠へ進んで行くと『珠簾神社』へ行くこともできます

【スーパー】Vショップ 下三栖店

進んで行くと『Vショップ 下三栖店』が見えます。ここでは地元の食品が購入できます。ここまで徒歩12分です。

三栖王子への看板(その2)

Vショップ 下三栖店の反対側に『三栖王子への看板(その2)』が見えてきます(報恩寺の看板の方が大きい)


看板がちょっと下向いているのは愛嬌でしょうか

矢印に従って、に進んで行きます。

善光寺橋

看板通り進んで行きます。

やがて坂道の先に『善光寺橋(ぜんこうじばし)』が見えてきます。橋の先には報恩寺があるのに、橋名はなぜ善光寺なんだろう??と思っていたら、報恩寺は善光寺とも呼ばれているみたいですね。この名前由来なのかな??

橋を渡っていきます

三栖王子への看板(その3)

橋を渡って正面のところをよく見ると・・・看板が3つあります(わかります??)。ここまで徒歩15分です。


道分け石(別角度で2枚撮影, 『左くまの道』『右きみゐ寺』『南海道 善光寺 如来』と書いてある)

看板の方向に向かって直進します。ここから山道に入ります。しばらくはセメントの道路になっています。

徐々にセメントの道はなくなっていますが、車は通っているようです。この辺りは梅畑へ向かう道で使ってるのかな??

熊野古道の看板

道をぐるっと回りこむと『熊野古道の看板』が見えてきます。ここら辺から山道になってきます。ここら辺から坂道で息が上がってきました・・・

【絶景ポイント】

熊野古道の看板通りに進んで行きます。

この道を回り込んで進むと・・・

絶景ポイント』に到着です。三栖を見渡す事ができます。

【目的地】『三栖王子』

少し進むと何やら車が・・・(反対側の道から車が来ることができる)

で、『三栖王子』へ到着です。山道に入って5分万呂王子からここまで徒歩20分でした。

三栖王子には説明の看板や石碑などがたくさんあります。

左の石碑は万葉集の額田王の歌が彫られています。解説として、折口信夫の訳が彫られています。

三栖王子にある看板

今後のルートの看板

三栖王子では、早咲きの桜同時に見えるそうです。

【精進料理・カフェ】五郎庵

地図のBには、精進料理を食べられる『五郎庵』があります。


©OpenStreetMap contributors

五郎庵までの行き方はこちらで説明しています↓
https://kumanokodoroad.com/%e3%80%90%e5%9b%bd%e6%8c%87%e5%ae%9a%e5%8f%b2%e8%b7%a1%e3%80%91%e4%b8%87%e5%91%82%e7%8e%8b%e5%ad%90%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%8e%e4%b8%89%e6%a0%96%e5%bb%83%e5%af%ba%e5%a1%94%e8%b7%a1%e3%80%8f%e3%81%be/
五郎庵
住所:和歌山県 田辺市 下三栖514
駐車場:あり

【地元の食材が買える】Vショップ 下三栖店

地図のAには、『Vショップ 下三栖店』があります。
12月にVショップ 下三栖店に立ち寄った時には、地もののケンケン漁でとれたカツオが売っていました。カツオのアラも販売していました。お惣菜コーナーでお昼ご飯を買って食べてもおいしいと思います。

Vショップ 下三栖店
住所:和歌山県 田辺市 下三栖1352-1
営業時間:9:00から22:00

まとめ

・『万呂王子』から『三栖王子』まで歩いてみました。

・『万呂王子』から『三栖王子』までの所要時間は徒歩で20分

早咲きの桜と梅が同時に見えます。

・途中に精進料理の五郎庵があります。

  • B!