熊野古道 中辺路ルートを1月から12月まで実際に歩いた中で、月別のおすすめの服装についてご紹介します。
基本の服装
基本の服装としては、長袖と長ズボンを基本として、寒ければダウンベストやアウターで十分です。
熊野古道 中辺路ルートを歩くのにおすすめの時期は、気温と天候を考えると5月, 11月です
おすすめの時期の根拠はこちら↓
時期別のおすすめの服装
1月, 2月, 12月【路面凍結に注意】
1月, 2月, 12月の服装は、
長ズボン、タイツ、暖かい長袖インナー、ダウンベスト、アウター
に少し防寒グッズを準備するぐらいかな。
貼るカイロを着けていくとちょうどよいと思います。
しかし、寒くて歩くのにおすすめしない時期です(路面凍結が怖い)。
3月,4月【花粉症でなければおすすめ】
3, 4月の服装は、
長袖シャツと長ズボン
位で良いと思います。
休憩の際には少し寒さを感じるので、薄めのアウターもあると良いと思います。
3月はタイツがあっても良いかもしれません。
4月は暖かくなっているのでアウターはいらないと思います。
3, 4月はスギ、ヒノキ花粉が凄いので、花粉症の方には向かない時期です。
しかし、クマノザクラやソメイヨシノが咲く時期なので、歩くのには良いと思います。
5月【おすすめ時期】
5月は、歩くには少し暑くなってくる時期です。
服装は、
半袖シャツに長ズボン
位で良いと思います。
しかし、日焼け防止の為、長袖シャツの方がよいとは思いますが、暑いかもしれません。
6月~7月中旬【梅雨、熱中症注意】
6月~7月中旬は、日焼け予防の必要性や虫も出はじめているので、
長袖シャツ(あるいは半そでシャツ)に長ズボン
で歩くのをおすすめします。
気温も暑く、熱中症に注意が必要です。
雨対策で、雨具があると良いと思います。
6月~7月中旬は梅雨の時期になってくるので、予定を立てても雨が降って中止になる事が多いでしょう。
7月中旬以降,8月,9月【熱中症注意】
暑くて歩くのには向かない時期です。
7月の中旬に長袖+長ズボンで歩いた時は、すぐに汗だくになって、頭がクラクラしてきました。
熱中症予防で飲料水が多く必要となってくるので、荷物が増えて重いです。
また、9月は台風シーズン真っ只中なので、予定を立てても台風で中止になる事も多くなるので、おすすめしません。9月1~15日ぐらいには、朝晩は23℃前後で涼しくなってきますが、日中は32℃前後でまだまだ暑いです。9月15~30日ぐらいには、朝晩は涼しいですが、日中は29℃前後とまだ暑いです。
10月【台風注意】
10月のおすすめの服装は、
10月上旬は、長袖シャツと長ズボンで十分だと思います。
10月下旬では、長袖シャツ+薄手のアウターと長ズボンだと思います。(朝8時で9度ぐらいです。太陽が出ていると暖かいです)。
10月は、台風シーズンの終盤になってくるので、雨が降る可能性があるので、あまりおすすめはしません。
11月【おすすめ時期】
11月の服装は、
長ズボンと長袖シャツ
で十分です。
休憩の時にアウターを羽織ればちょうどよいです。
タイツはあっても無くても良いと思います。
ダウンが必要なほど寒くはありません。
11月は紅葉シーズンでおすすめの時期です。
【私のおすすめの服装】
個人的におすすめな基本の服装は、
インナー:長袖で吸収速乾の機能がある
ズボン:長ズボンでポケットにファスナーがついている(荷物を落としたくない)
です。あまり特殊な準備はしていません(街中の熊野古道を歩く時は普段着です)。
冬場は、ダウンベストと薄めのアウターがおすすめです。
ちなみに私は、
インナー: モンベルのジオライン M.W. ラウンドネックシャツ
ズボン: ワークマンで買ったズボン
ダウンベスト:ユニクロのライトダウンベスト
アウター:ワークマンで買ったレインウェア
で歩いています。
熊野古道 中辺路ルートの気温
熊野古道 中辺路ルートの人気コース(滝尻王子~発心門王子~熊野本宮大社)の気温は、沿岸の気温から3~4度低いです。
おすすめの時期の平均気温は、
5月:17.6度
11月:11.3度
です。服装選びの参考にしてください。
以下に、より詳細な気温を記載しています↓
おすすめの時期
おすすめの時期は、5月と11月です。
いずれも涼しくなっており、歩くのに適温となっています。
11月は紅葉が見れるので、おすすめです。
また、花粉症がなければ、3月,4月も適温であり、桜の時期になるので、おすすめです。
おすすめの装備
おすすめの装備に関してはこちらにまとめています↓