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【クマの出没注意!】熊野古道 中辺路ルートで目撃されるクマの情報

熊野古道 中辺路ルートを歩く際に、クマが出没するのでは??と不安な方も多いと思います。

結論:熊野古道 中辺路ルートでクマは、毎年目撃されていますが、負傷者や死亡者はほとんどありません

ここでは、熊野古道 中辺路ルートで出没するクマ出没頻度出会わない方法出会った時の対処方法について詳細にまとめています。

熊野古道 中辺路ルートで目撃されるクマとは

日本に生息するクマはヒグマとツキノワグマです。

熊野古道中辺路ルートの一帯では、「ツキノワグマ」が生息しています。

ヒグマは北海道にいるクマなので和歌山県では目撃されていません。

ツキノワグマについて

特徴

ツキノワグマは、体毛は黒く、胸に白い三日月型の模様があります(模様がない場合もある)。

大きさは、オスが120~150cmです。メスは100~130cmで少し小さいです。

聴覚と嗅覚に優れており、小さな音やわずかな匂いでも感知できます

初夏は繁殖期です。11~12月ごろから冬眠し、3月から活動を再開します(和歌山県では冬眠しないとも言われている)。
秋は冬眠に向けてたくさん食物を採食します。

ツキノワグマは、和歌山県レッドデータブック(2012年度改訂版)では絶滅危惧Ⅰ類となっており、絶滅が危惧されています。

【参照・参考】和歌山県レッドデータブック

食べ物は何を食べる?

ツキノワグマは、肉食性に思いますが、ササ、ヤマブドウ、イチゴ類、クリ、ドングリなど9割が植物中心の雑食性です。もちろん、魚や昆虫なども食べます。

近露王子以降の山中においてあるミツバチの巣箱

こういったミツバチの巣箱をツキノワグマが荒らしたという記事が時々報告されます。

性格(攻撃性)は?

ツキノワグマは、聴覚と嗅覚に優れており、小さな音やわずかな匂いでも感知できます。

警戒心が強く、理由なく人に近づくことはしないです。しかも、人の気配を感じると逃げたりすることが多いです。
ツキノワグマは臆病な性格をしているのかな??
 
 
ただし、以下の場合は、攻撃的になる事があります

子熊を守る
相手が急に動いたり、接近してきたりする
大声を上げられた時

こういった場合は注意が必要です。
 
 
ツキノワグマは聴覚に優れ、人を避ける傾向があるので、クマよけの鈴はおすすめです↓

目撃情報

熊野古道 中辺路ルートでは、ツキノワグマの目撃情報があります。ここでまとめてみましょう。

熊野古道 中辺路ルート別の目撃情報は?

熊野古道 中辺路ルートの各ルート別にツキノワグマの目撃情報をまとめてみましょう!

旧本宮町でたくさん目撃されていると思いそうですが、実際は旧中辺路町でよく目撃されています

旧中辺路町は熊野古道中辺路ルートでは、だいたい『滝尻王子~湯川王子までのルート』に該当します。

このルートは人気のある区間なので、歩きたい方も多いと思います。しかし、ツキノワグマは目撃されているので注意が必要です。

市町村名 中辺路ルートの区間 2013~2021年の目撃件数
旧田辺市 紀伊田辺駅~八上王子 11
上富田町 八上王子~稲葉根王子~一瀬王子 1
旧大塔村 一瀬王子~鮎川王子~滝尻王子 6
旧中辺路町 滝尻王子~高原熊野神社~近露王子~継桜王子~湯川王子 17
旧本宮町 湯川王子~発心門王子~熊野本宮大社 6

紀伊田辺駅~八上王子のルートは大部分が民家のある場所なので、クマは出没しないと思います。ただし、岡越え①山道を歩くので念のために注意が必要だと思います

【参照・参考】和歌山県 環境生活部のホームページ
 
 
私はクマよけの鈴を持って歩いています。クマは警戒心が強い動物なので音は有効です。
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私が持っている「東京ベルの森の鈴」の「音色」↓

出没しやすい時期(月)は?

和歌山県でのツキノワグマの出没しやすい月は、5~9月, 12月です。

こうしてみると繁殖期の初夏と冬眠に向けて餌をたくさん食べるに出没しやすいようですね。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2018年 0 5 11 5 6 3 1 1 2 2 4 2
2019年 1 4 4 3 6 5 2 5 14 1 0 0
2020年 0 1 2 1 4 6 5 1 1 0 0 0
2021年 4 9 11 13 9 6 3 8 10 2 0 4
合計 5 19 28 22 25 20 11 15 27 5 4 6

【参照・参考】環境省.クマ類の出没情報について[速報値](直近5か年)
 
 
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目撃されやすい時間帯は?

ツキノワグマは、普段は日中に活動をします。

しかし、人の生活圏に餌を求めてやってくる時間帯は、薄明薄暮の時間帯です。

朝の早い時間や夕暮れの時間帯は出会う可能性があるので、注意が必要です。

負傷者数,死亡者数の情報

和歌山県でのツキノワグマによる負傷者数,死亡者数の情報をまとめてみましょう。

表にしてみると、負傷者数,死亡者数は極めて少ない事がわかります。

ツキノワグマが、人の気配を感じると逃げたりすることが多いという事を表しているのかな??

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
負傷者数 0 0 0 0 0 0 1 0
死亡者数 0 0 0 0 0 0 0 0

【参照・参考】環境省.クマによる人身被害件数(速報値)

出会った時の対処法

ツキノワグマに出会ったときの対処方法についてまとめてみましょう。

ここでは、『クマ類の出没対応マニュアル(環境省)』を参考にしてまとめています。

クマが遠くにいる場合

クマが遠くにいる場合、人の気配に気づいて隠れたり、逃げたりすることが多いです。

自分が静かに立ち去る事物音を立てて自分の存在を気づかせる事有効です。

大声を急にあげたり、急に逃げ出すなどの行動をするとクマが興奮する恐れがあるので注意が必要です

クマが近くにいる場合

人に囲まれたり、接近されたるすると興奮することが多く、攻撃行動をとる場合があるので、一定の距離をとり、不用意に接近しない大声にも反応するので、静かに対応する事が重要です

クマは逃げる相手を追う傾向があり、背中を見せて走って逃げるのではなく、クマを見ながらゆっくり後退する事が大切です

近距離で突然クマに遭遇した場合

クマによる攻撃を受ける確率が高くなります。ツキノワグマは最初の一撃を与えた後すぐに逃走する場合が多いとされています。

顔面や頭部が狙われやすいので、顔面と頭部を保護してうつ伏せになるとよいそうです

親子クマに出会った場合

母クマは子クマを守ろうとするので、攻撃的になりやすいので、見かけたら静かに立ち去りましょう

クマに出会うのを避ける方法

対処法も大事ですが、そもそもツキノワグマは人を避ける特徴があるので、出会わないのが理想的です。
ここでは、クマに出会わない方法をまとめています。

一人で歩かない

ツキノワグマは、小さな音やわずかな音を感知できるなどとても敏感で、人の気配を感じると逃げる事が多いです。

一人で歩くと人の気配が少ないので出会ってしまう可能性があるので、何人かで歩く方が安全だと思います

ルートから外れた場所を歩かない

熊野古道中辺路ルートから外れた場所を歩かないようにしましょう。ツキノワグマは人の気配を感じると逃げる事が多いです。

熊野古道中辺路ルートは様々な人が利用しているので、人の気配があります。ルートから外れると人の気配が少ない場所を歩くことになるので、ツキノワグマに出会ってしまうかもしれません。

地元の目撃情報を事前に確認しておく

熊野古道 中辺路ルートを歩く日が近づいてきたら、地元でツキノワグマの目撃情報がないかチェックしましょう。目撃情報があるようであれば、その地域を歩くのは避ける方が安全です。

クマの目撃情報については、地元の新聞紙紀伊民報で検索すればすぐに目撃情報を調べることができます

上富田町,旧大塔村(鮎川), 中辺路町, 本宮町で目撃情報があれば、目撃された場所を地図でチェックしてください。そして自分が歩くルートの近くかどうかをチェックする方がよいです。クマの目撃された場所とルートが違うことがあります

【おすすめ】音の出るものを身に着ける

ツキノワグマは音に敏感なので、音が鳴るものを装着すると人の気配をアピールできるので、おすすめです。ラジオもよいみたいですが、熊野古道を歩いている人でラジオを鳴らしている人は見たことがありません
 
 

高原熊野神社から近露王子にかけての道中でクマよけの鈴を使用している方がおられました

私もクマよけの鈴を持って歩いています。私が購入したタイプの鈴はこちら↓

私が持っている「東京ベルの森の鈴」の「音色」↓

【まとめ】

・熊野古道 中辺路ルートで出没するクマはツキノワグマです。

・ツキノワグマによる人身被害はほとんどありませんが、気をつける必要はあります。

・ツキノワグマが出没しやすい月は、5~9月, 12月です。

・人里に出没しやすい時間帯は、夜明け、日暮れの薄明薄暮の時間帯です。

・ツキノワグマは人の気配がすると逃げる事が多いので、見かけたら静かに離れる方がよい

クマよけの鈴を身に着けて歩く方がクマが近づいてくる可能性が低いので、安全です

私の持っているクマよけの鈴の詳細はこちら↓


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