熊野古道を歩きたいし、他の観光地への行きたい!そんな時におすすめのルートが、
『発心門王子』から『熊野本宮大社』までのルート
です。
熊野古道の人気のあるモデルルートの一つであり、特別な装備は必要なく、初心者でも十分歩けます。歩く時間も2~3時間なので、ちょっと歩いて別の観光地へ行くこともできます。
発心門王子から熊野本宮大社のルートの場所
発心門王子から熊野本宮大社のルートは、和歌山県の中でも内陸部に位置しています。
奈良県にかなり近い場所にあります。
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発心門王子から熊野本宮大社までのルート詳細
全体のルート図と所要時間、距離
発心門王子から熊野本宮大社のルートの全体像はこちらです。
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このルートの距離は、展望台を経由しても約7.7kmです。
ルートを休憩なしで歩くと1時間54分かかります。歩行時間は2~3時間を見積もっていればよいでしょう。
早い人で2時間ぐらいで歩いてしまいます。
*このコースを、ヤマレコを使って歩くと、私の歩くペースは、"標準"あるいは"やや速い"ぐらいになります。
難易度
発心門王子から熊野本宮大社までのルートは、緩やかな下りが中心の道となっています。
路面も舗装された道や整備された山道となっており、初心者でも特別な装備なく歩くことができます。
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*赤線は舗装された道路
*赤色の破線は、整備された山道
屋根の休憩所とトイレの場所
発心門王子から熊野本宮大社までのルートには、屋根のある美しい休憩所とトイレのある場所があります。
少なくとも1時間以内にはあります。
飲料水の手に入る場所
発心門王子から熊野本宮大社までのルートは、道中に民家もあるので、自動販売機があります。
ただし、伏拝王子から祓殿王子までの区間は山道となるので、飲料水は手に入りません。
水吞王子から伏拝王子へ向かう途中
おすすめの装備
おすすめの最低限の装備としては、
・飲料水(道中の自動販売機で手に入る事は入る)
・虫よけスプレー(時期によるが、蚊やダニ対策)
・運動靴(滑り止めのある靴が理想的)
・小銭(バス代)
ぐらいだと思います。
発心門王子から熊野本宮大社までのルートは、人家がある為、クマよけの鈴はいらないと思います(歩いたときに持っている人はほとんどいなかった)
この装備ではちょっと心もとないなぁと思う方はこちらに詳細をまとめています↓
見所
発心門王子から熊野本宮大社のルートは、景観もよく、熊野古道中辺路ルートの中でも人気のあるコースです。
道中は、棚田や茶畑のある集落やお茶屋、展望台などを通ります。
【行程!!】熊野古道を歩いて熊野本宮大社を参拝する流れ
熊野古道を歩いて熊野本宮大社を参拝する流れを手順を追って説明しましょう!(移動手段は車を想定)
①熊野本宮大社の駐車場【到着時間に注意!!】
熊野古道を歩くのであれば、駐車場は熊野本宮大社の河原の駐車場(P2)がおすすめです。
熊野本宮大社の河原の駐車場(P2)
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P1, 2: 熊野本宮大社の駐車場
P3: 熊野本宮大社の駐車場
駐車場への到着時刻は、龍神バスの熊野本宮線の出発時刻の30分前に到着することが理想的です(出発時刻は下記参照)。
駐車場から歩く準備をして、「本宮大社前 バス停」まで歩く必要がある為です(上の赤色の道を歩く)。
トイレの場所は少し離れた場所にあるので注意が必要です(熊野古道館のトイレは朝早くは開いていないことがある)。
駐車場の詳しい情報はこちらです↓
②龍神バス「本宮大社前 バス停」
発心門王子へ行くには、熊野本宮館の前にある「本宮大社前 バス停」から熊野本宮線に乗る必要があります。
龍神バスの熊野本宮線の出発時刻は、一番早い時間から順に
7:20, 8:20, 9:20, 10:10(出発時刻の30分前に駐車場へ到着する事が理想的)
なので、乗り遅れると旅行予定が狂ってしまいます(バスの時刻は変わる恐れがありますので、ご自分でも確認ください)。
バス代は、470円です(2023年5月時点)。
*おすすめは、バスの前の方に座って、小銭で支払いをする予定にしておくと「発心門王子 バス停」で早く降りれます。
③発心門王子 バス停
バスに乗ると15分ほどで終点の「発心門王子 バス停」に到着するので、降ります。
直前のバス停「発心門口 バス停」で降りないように注意しましょう!
④発心門王子
「発心門王子 バス停」から発心門王子へ行くには、熊野本宮大社方面とは逆に歩く必要があります(下図の赤色の矢印)。
発心門王子へ参拝してから、熊野本宮大社へ向かいましょう!!(下図の青色の矢印)
発心門王子から熊野本宮大社まで歩くには、2~3時間必要です。
森林の中を歩くのは神秘的で清々しいです。
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⑤熊野本宮大社
熊野本宮大社で参拝しましょう!
⑥熊野本宮大社 旧社地 「大斎原(おおゆのはら)」
せっかく熊野本宮大社まで来られたのであれば、熊野本宮大社 旧社地 大斎原(おおゆのはら)にも行ってみましょう。熊野本宮大社から徒歩5分程度です。
大斎原は、かつて熊野本宮大社があった場所です。明治22年の洪水で多くが流出してしまっています。
現在の本宮大社は、流出を免れた建造物を移築・遷座されたものになります。
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【日帰り入浴可能】おすすめの温泉地
熊野本宮大社からの帰路の途中に、湯の峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉があります(約10分)。
どの温泉も日帰り温泉入浴が可能なので、お帰りの際に立ち寄るのも良いと思います。
・湯の峰温泉
・川湯温泉
・渡瀬温泉
時間がある方へ【参拝の後のおすすめ観光地】
朝7:20, 8:20のバスを利用していると、熊野本宮大社への参拝を終えると、お昼頃になっていると思います。
さらに追加で観光するのであれば、地元民おすすめの観光地としては、以下の通りです。
新宮方面の観光地
新宮方面の観光地としては、以下の観光がおすすめです。
・熊野速玉大社(車で約40分) ⇒ 新宮市にある。
五条・十津川方面にある観光地
五条・十津川方面のおすすめの観光地は、玉置神社です。
・玉置神社(車で約40分) ⇒ 熊野三山の奥の院。道中は狭い道を通るので、運転に自信があればおすすめです。
紀勢自動車道の方面にある観光地
紀勢自動車道経由で来られた方は、以下に立ち寄るのもいいです。
・龍神温泉(車で約1時間, 帰路からは少し離れる) ⇒ 日本三美人の湯の一つ
・高原熊野神社(車で約40分)
・滝尻王子宮 十郷神社(車で約40分)
・南紀白浜温泉(車で約1時間) ⇒ 観光時期は、白浜町内で大渋滞が発生するから、ついでに立ち寄るには向いていないかもしれません
【マイカーの有無に関係なくレンタカーがおすすめ】
おすすめする理由
マイカーの有無にかかわらずレンタカーの利用がおすすめです。
その理由は、マイカー利用では、熊野本宮大社の往復走行距離が長距離となり、時間もかかるので、マイカーへの負担がかかる事です。
それならばレンタカーの利用がおすすめです。
費用も意外と安くなります。
小型の普通車がおすすめ
熊野本宮大社は、和歌山県の内陸部にあり、勾配の激しい区間が多いです。
このため、軽自動車よりも普通自動車の方が快適に運転できます。
また、熊野本宮大社などの有名な場所では、周辺の道の幅も広いですが、あまり人が立ち寄らない場所となってくると道幅が狭く、対向車とのすれ違いが難しい場合もあります。
私であれば、フィット、ヴィッツ、マーチ、デミオなどの小型の普通車を選びます。
11000~15000円ぐらいで意外と安価
レンタカーを夕方レンタルして、翌日に返却すると、店舗にもよりますが、11000円~15000円ぐらいで小型の普通車(フィットなど)をレンタルできると思います(2023年5月調べ)。5人で乗ると、1/5の値段でレンタルできるので結構安く済みます。
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