熊野古道の中辺路ルートの『稲葉根王子』から『一瀬王子』まで歩いた記録です。
『地元民の視点』から道中のルート案内(所要時間, アクセス方法,駐車場,トイレ)、グルメ、見どころを紹介してます。
『稲葉根王子(いなばねおうじ)』とは
稲葉根王子は、『稲葉根王子の跡地??』を意味しています。厳密に言うと分霊されているから跡地じゃないのかなぁ
詳しくはこちら↓
『一瀬王子(いちのせおうじ)』とは
『一瀬王子(いちのせおうじ)』とは、
・九十九王子の一つ
・別名 市瀬王子社、清水王子、伊野王子、一ノ瀬王子と呼ばれている(『小山の日神社』とも言うようだ)。春日神社に祀られてからは、竹藪となった為、藪中王子と呼ばれていたようです。1969年に現在のように整備されています。
・一瀬王子の名は熊野詣の垢離場の一ノ瀬に由来する。
・⼀ノ瀬とは熊野詣に向かう最初の徒歩地点の川瀬のことで、熊野に⼊るためのみそぎの地。
・一瀬王子とは、江⼾初期には荒廃し、王⼦跡は不明になっていたが、紀州藩の調査で判明し、1661年に再興された。1969年に一瀬王子跡の石碑が置かれ、1981年に社殿が再建されている。
・1906年、御神体(蛇形の石)とともに春日神社に祀られている。
・大きな楠がある。
【参考・参照: 上富田町ホームページ、一瀬王子の看板】
一瀬王子までのルートと所要時間
ルート全体図と所要時間
『一瀬王子』までのフローチャートと所要時間はこちらです。
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『一瀬王子』までのルートマップはこちらです。
©OpenStreetMap contributors クリックすると拡大できます。
青色の矢印:興禅寺を経由して一瀬王子へ移動するルート
赤色の矢印:最短距離で一瀬王子へ移動するルート
『一瀬王子』までのルートと見所
『一瀬王子』までのルートは、2つあります。
1.興禅寺を経由して一瀬王子へ移動するルート:所要時間は徒歩1時間12分。
2.最短距離で一瀬王子へ移動するルート:所要時間は徒歩33分
です。
一瀬王子にせっかく行くのでしたら、『春日神社』にもぜひ行ってみてください。現在、一瀬王子が祀られています。
興禅寺を経由して一瀬王子へ移動するルートの詳細はこちらを参照ください↓
最短距離で一瀬王子へ移動するルートの詳細はこちらを参照ください↓
春日神社までのルートの詳細はこちらを参照ください↓
歩く難易度
『和歌山県 西牟婁郡 上富田町 岩田』、『和歌山県 西牟婁郡 上富田町 市ノ瀬』を歩きます。
1.興禅寺を経由して一瀬王子へ移動するルート:ルート上に自動販売機やスーパーがないので、飲料水を準備する必要がある。緩やかな昇り坂や下り坂が多い。徒歩1時間12分
2.最短距離で一瀬王子へ移動するルート:スーパーや飲食店の多い場所を歩くルート。公衆トイレも途中にあります。徒歩33分
服装や準備物
1.興禅寺を経由して一瀬王子へ移動するルート:緩やかな昇り坂や下り坂が多いので、汗をかきやすい。着脱しやすい服を持っていくといいと思います。
2.最短距離で一瀬王子へ移動するルート:特別なものは必要ないと思います。現地調達できるぐらい。
スマホの通信状況
4G回線が使用できます。
歩くおすすめの時期
一瀬王子までのルートの主体は『和歌山県 西牟婁郡 上富田町 岩田』、『和歌山県 西牟婁郡 上富田町 市ノ瀬』になります。
興禅寺には、つつじ、ぼたん、しゃくなげ、ボタン、アジサイの植えられた庭園(天真園)があるので、4月から5月がよいと思います。
4月上旬には、富田川の河川敷にたくさんの桜が植えられているので、桜がとてもきれいです。
おすすめのお店情報
一瀬王子までのルートの周辺には大きな店舗が1件あります。下記のBです。
B: バリューハウス 富田川店
【地元の農産物,弁当】バリューハウス 富田川店
地図のBには、『バリューハウス 富田川店』があります。
お弁当や地元産の農産物、ミカンなどの果物が売っています。12月に訪れた際には、「カツオの刺身」や「タチウオのせごし」が売っていました。
田辺方面からお越しの方は、前方に見えている信号を右折すると大きな駐車場があります(車が駐車している所に置こうとすると初めての方では危険だと思います)。
バリューハウス 富田川店
住所:和歌山県 西牟婁郡 上富田町 岩田3105-1
営業時間:8:00から21:30