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中辺路を歩く 稲葉根王子から一瀬王子まで歩く

【熊野詣の禊の始まりの場】興禅寺から『一瀬王子』まで歩く

興禅寺から『一瀬王子』へ歩いていきましょう。

徒歩25分で到着です。

『一瀬王子(いちのせおうじ)』の情報

『一瀬王子』とは

一瀬王子(いちのせおうじ)』とは、

・九十九王子の一つ
・別名 市瀬王子社、清水王子、伊野王子、一ノ瀬王子と呼ばれている。春日神社に祀られてからは、竹藪となった為、藪中王子と呼ばれていたようです。1969年に現在のように整備されています。
・一瀬王子の名は熊野詣の垢離場の一ノ瀬に由来する。
・⼀ノ瀬とは熊野詣に向かう最初の徒歩地点の川瀬のことで、熊野に⼊るためのみそぎの地。
・一瀬王子とは、江⼾初期には荒廃し、王⼦跡は不明になっていたが、紀州藩の調査で判明し、1661年に再興された。1969年に一瀬王子跡の石碑が置かれ、1981年に社殿が再建されている。
1906年、御神体(蛇形の石)とともに春日神社に祀られている
・大きな楠がある。

【参考・参照: 上富田町ホームページ、一瀬王子の看板、和歌山県教育委員会.熊野参詣道王子社及び関連文化財学術調査報告書.2012】

アクセス、住所、最寄りの駐車場、公衆トイレ

アクセスと最寄りの駐車場、公衆トイレ
一瀬王子の周辺には駐車場はありません。

清水橋から一瀬王子の間の河川敷に車を置くことはできます。
 
 
地図Aには公衆トイレがあります。


©OpenStreetMap contributors クリックすると拡大できます。

住所
一瀬王子
住所: 和歌山県 西牟婁郡 上富田町 市ノ瀬

興禅寺から『一瀬王子』まで歩く

【興禅寺から一瀬王子までのルート図】

興禅寺から『一瀬王子』までのルートはこちらです。

興禅寺から一瀬王子までのルート

©OpenStreetMap contributors クリックすると拡大できます。

A:公衆トイレ
 
途中に看板があります。看板の場所は茶色の丸で示しています。

一瀬王子までは口熊野かみとんだ探訪コースの看板に従って歩きます

スマホ通信状況
道中は4G回線が使用できます。

【スタート地点】『興禅寺』

興禅寺』から歩き始めましょう!

興禅寺についての詳細はこちらに記載しています↓

 
 
興禅寺から進んで行きましょう!まずはこちら方面に進みます。

進むとすぐにため池が見えます。この辺りにはため池が多いですね。川から離れており、農業が盛んなためかな??大地の神様も祀られていたし

しばらく進むと『一瀬王子跡への看板(その1)』があります。

看板通りにに進んで行きます。ここからは下りになります。

看板なし

進んで行くと交差点に出ます。

ここには看板がありません。しかし、ここはに進んで行きます。

看板なし

進んで行くと大きなため池があります。

さらに進むと、またため池があります。

進んで行くと分岐があります。

看板はありませんが、ここをに曲がっていきます。

一瀬王子跡への看板(その2)

進んで行くと分岐があります。しばらく看板を見かけなくなって不安でしたが、ここで『一瀬王子跡への看板(その2)』があります。

看板通りにに進んで行きましょう!

一瀬王子跡への看板(その3)

しばらく看板がないなぁと思って進んで行くと『一瀬王子跡への看板(その3)』があります。

看板通りに直進していきます。

一瀬王子への看板(その1)

進んで行くと、グネグネ道に出ます。

すると橋が見え、久しぶりに見かける『一瀬王子への看板(その1)』が見えます。ここまで徒歩15分です。

清水橋(きよみずはし)

『一瀬王子への看板(その1)』のすぐそばに『清水橋(きよみずはし)』があります。

この橋を渡り右側の道に入って行きましょう。

一瀬王子跡への看板(その4)

しばらく進んで行くと、左に分かれた道が見え、錆びた『一瀬王子跡への看板(その4)』があります。
あんまりこの看板は使われてないのかなぁ

看板通りにに進んで行きましょう!!道は軽トラックが走れるぐらいの道です。

舗装されていない道をどんどん進んで行きます。

進んでいるとポンカンの綺麗な実がなっていました。

一瀬王子跡への看板(その5)

しばらく進んで行くと舗装された道路に出ます。すぐ近くに『一瀬王子跡への看板(その5)』があります。ここまで徒歩21分です。

この道を横断して直進していきます。

一瀬王子跡への看板(その6)

すぐ近くの民家の壁に『一瀬王子跡への看板(その6)』があります。

看板通りに進んで行きます。

一瀬王子跡への看板(その7)

進んで行くと二手に分かれた道に出ます。その近くに『一瀬王子跡への看板(その7)』があります。

看板通りに上りの方の道に進んで行きます。ここからは車は通れません。

一瀬王子跡への看板(その8)

道を上っていくとまた道が二つに分かれ、近くに『一瀬王子跡への看板(その8)』がみえます。

看板通りに平地の方を進んで行きます。

【目的地】『一瀬王子』(トイレなし)

進んで行くと広場が見え『一瀬王子』に到着です。興禅寺から25分でした。ベンチもあってちょっと休憩もできますね。

一瀬王子の石碑 よく見るとヤタガラスが彫られています。

一瀬王子跡の石碑 1969年の石碑かなぁ

大きな楠木

一瀬王子の押印所 一瀬王子のスタンプがあります。八上王子からずっとスタンプがありますねぇ

一瀬王子跡のスタンプ 竹藪、御神木、王子社の絵柄かなぁ

射場秀太郎 氏の俳句

竹皮を
しきりに脱いで
一五子

鮎川王子へ進む道 王子から王子までの移動でこんな風に通過する形は趣があっていいですね。

一瀬王子周囲の富田川 確かにこの辺りの富田川は浅瀬になっていますね。渡れそうです。

まとめ

・『興禅寺』から『一瀬王子』まで歩いてみました。

・『興禅寺』から『一瀬王子』までの所要時間は徒歩で25分

・山を下りるまで自動販売機がないので飲料水は持参するほうがよいです。

・興禅寺から一瀬王子には、『口熊野かみとんだ探訪コース 一瀬王子跡』の看板に沿って歩きます

・一瀬王子の名は熊野詣の垢離場の一ノ瀬に由来する。

・⼀ノ瀬とは熊野詣に向かう最初の徒歩地点の川瀬のことで、熊野に⼊るためのみそぎの地。

1906年、御神体(蛇形の石)とともに春日神社に祀られている

【作成日: 2022/1/15】


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