猪鼻王子から『発心門王子』へ歩いていきましょう。
徒歩15分位で到着です。
『発心門王子(ほっしんもんおうじ)』の情報
『発心門王子』とは
『発心門王子(ほっしんもんおうじ)』とは、
・王子の中でも発心門王子は五体王子の一つとされ、格式が高いとされていた。
・発心門とは、「悟りの心を開く入り口」とされる大鳥居があったことに由来している。
・熊野本宮の入口(門)とされ、ここから熊野本宮大社の神域とされていた。
・現在、発心門王子は、1907年に三里神社に祀られて、社殿も移された。現在の社殿は1990年に復元されたもの。
・1664年に藩主の命で社殿が整備されている。また、発心門王子社の境内は「除地・禁殺生」の措置が採られ、特別の保護がされている。
【参照・参考:熊野本宮観光協会ホームページ, 和歌山県教育委員会.熊野参詣道王子社及び関連文化財学術調査報告書.2012, 発心門王子の看板】
住所
発心門王子の住所はこちらです。
住所
住所: 和歌山県 田辺市 本宮町 三越
発心門王子の最寄りの無料の駐車場
発心門王子には無料の駐車場があります。
最寄りのバス停
発心門王子の最寄りのバス停は、「発心門王子(ほっしんもんおうじ) バス停」です
発心門王子へのバスでのアクセス
発心門王子へは、熊野本宮館の前にある「本宮大社前 バス停」から龍神バスの熊野本宮線を利用して移動します(バス料金は2023年5月時点で470円)。
発心門王子へのバスでのアクセスの詳細はこちらでまとめています。
発心門王子のスタンプ
発心門王子のスタンプは、発心門王子の社殿がモチーフですね。
【社殿は別場所にもある!】以前の社殿の場所
・現在、発心門王子は、1907年に三里神社に祀られて、社殿も移された(三里神社に社殿は確かにある)。
三里神社にある社殿は、現在の発心門王子の社殿のように朱色ではありません(ここには写真は載せていません)
三里神社
三里神社の場所
住所:和歌山県 田辺市 本宮町 伏拝
猪鼻王子から『発心門王子』まで歩く
【猪鼻王子から発心門王子までのルート図】
猪鼻王子から『発心門王子』までのルートはこちらです。
道中は上りが中心です。
猪鼻王子から『発心門王子』までのルート
©OpenStreetMap contributors クリックすると拡大できます。
道中は500m毎に番号の道標がたてられています。
正しいルートには、必ず看板か道標があるので、迷いにくいと思います。
スマホ通信状況
道中は4G回線が使用できます。
【スタート地点】『猪鼻王子』
『猪鼻王子』から歩き始めましょう!
猪鼻王子についての詳細はこちらに記載しています↓
こちらの方向へ先に進んで行きましょう!
発心門王子への看板(その1)
進んで行くと道標があります。
道標の上に矢印があるので、左へ進んで行きます(一見すると右に進めそうな道もあるので注意!)。
ここからは道幅が狭くなります。
崖のような場所を歩くので落ちないように注意しましょう!!
右側には小川が流れています。
進んで行くと、「発心門王子への看板(その1)」が見えてきます。
ここから一時的に大きな道と合流します。
看板通りこちらに進みます。
熊野古道の看板(その1)
少し進むと「熊野古道の看板(その1)」があります。
どんどん道を進んで行きましょう!
発心門王子への看板(その2)
大きな広場のような場所に出ます。右側に「発心門王子への看板(その2)」があります。
看板に従って階段を上っていきます。発心門王子までは上りになります。
ラストの上り、頑張りましょう!!
【目的地】『発心門王子』
長い上りを上っていくと、発心門王子が見えてきます。
そして、鳥居をくぐると、『発心門王子』です。
猪鼻王子から徒歩15分でした。
鳥居の近くには休憩用のベンチがありました。
謎の石碑がありました。文字が風化して読めない・・・
手水舎
闘鶏神社にもあった立派な石碑があります。
境内には、藤原定家の歌碑もあります。
入りがたき
み法の門はけふ過ぎぬ
今より六つの道にかえすな
発心門王子の押印所
発心門王子の周辺の宿泊先
発心門王子の周辺の宿泊先はあまりありません。
宿泊は、熊野本宮大社の周辺がおすすめです。
また、車でお越しの方は、渡瀬温泉、川湯温泉、湯の峰温泉の周辺に宿をとるのもおすすめです。
まとめ
・『猪鼻王子』から『発心門王子』まで歩いてみました。
・『猪鼻王子』から『発心門王子』までは所要時間は徒歩で15分位。
・発心門王子は、王子の中でも格式高い五体王子の一つ。
・熊野本宮の入口(門)とされ、ここから熊野本宮大社の神域とされていた。
・現在、発心門王子は、三里神社に祀られて、旧社殿も移築されています。
【作成日: 2023/4/22】